レクリエーション

こんにちは。QOL向上センター希望のつぼみ真駒内でレクリエーションを担当しています介護福祉士の吉岡です。

介護現場におけるレクリエーションの活動を「介護レクリエーション」と言います。それは単に「娯楽」や「余暇」だけを意味するものではなく、生きていく元気を再びつくりだす活動であります。ご利用者様にとって、生活や人生の質(QOL)を高めて頂くことが目的であり、とりわけ、何よりも大事なことは生きる喜びと楽しみを感じて頂くことです。

それを実現するためのレクリエーションは大きく分けて次の3つに分類されます。

①集団レクリエーション

②個別レクリエーション

③基礎生活レクリエーション

集団レクリエーションは文字通り、集団で行うもので歌やゲーム、園芸などです。それに対して、個別レクリエーションはご利用者様の趣味嗜好や要介護度の違いを考慮し、テーブルごとの少人数や個人で行うもので囲碁、将棋、塗り絵、脳トレなどご利用者様一人ひとりの好みにあった内容に重点を置いています。さらには、基礎生活レクリエーションは食事や入浴など基礎生活における過し方を大切した内容で、フロアに絵を飾ったり、テーブルに花を置いたりすることがそれにあたります。

その中でも、私が主に担当しています集団レクリエーションで最も重要なことは「笑い」と「笑顔」です。ゲームを通してご利用者様同士の心と心のふれあいが生まれ、笑いが思わずこぼれたとき、そこには、ご利用者様から生きていく元気を垣間見たような気がします。「今日のレクは面白かった」、「今度はもう少しうまくやる」と言った声をご用者様から頂くと、「介護レクリエーション」の本来のもつべき生きる力の重要性を再認識します。

ささやかですが、それがご利用者様にとって、明日への希望となり、笑いや笑顔がそのつぼみとして芽吹いて頂くことを願って、日々、新しいレクリエーションを考えています。

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