『暑い時には、熱い飲み物?』

こんにちは、げんきNAVI希望のつぼみ旭川東です。

旭川スタルヒン球場では、夏の選抜甲子園大会の北北海道代表旭川支部予選が終わり、4つのブロック代表校が決定しました。そして、いよいよ来週からは甲子園に行けるただ一つの椅子を目指して熱い戦いが繰り広げられます。

旭川支部予選を観戦していた私は、気温30度の日差しの無いバックネット裏に3時間ほど座っていました。半袖で観戦していた私の両腕は自宅に帰ってきてからヒリヒリし始めていたので冷やしておきました。気温が30度だと、土のグラウンドのピッチャーのマウンド上では40度以上になっているのでしょうか。7回だったか、ピッチャーがベンチからのペットボトルの水を飲むシーンがあったのを思い出します。

「あなたは暑い時には、何を飲みますか?」

王(おう)貞治(さだはる)選手を知らない人はいないと思います。私が小学生の頃、人気者であった王選手の本が何種類も出版されていました。その中に『王貞治物語』という漫画がありました。暑い多摩川グラウンド練習場で、王選手は、どんなに暑くても≪暑いお茶≫を飲んでいたというエピソードが書かれていました。小学校高学年の私には、この王選手のエピソードが強く心に刻まれたのを思い出します。当時、学校の部活動で卓球をしていた私は、暑い夏の練習中には、水道水をお腹いっぱいになるまでガブ飲みして、その後の練習が辛かったことも思い出します。

暑い時に、暑いお茶などを飲んだ方が、飲んだ後に、体がかえって涼しくなる体験をあなたもしたことがあると思います。暑い時には冷たいものが欲しくなりますが、冷たいものは胃腸を冷やすので、胃腸の動きを弱め、食べ物の消化吸収を弱める可能性があります。こうなると食欲がなくなり、夏バテに繋がります。逆に、暑いものを摂取すると、胃腸の動きが活発になります。また、暑い食べ物や飲み物は発汗を促します。汗は蒸発する時に熱を奪うため、体温を下げる効果も期待できます。ただ、高温多湿の環境では、発汗し難くなるので、涼しい場所に移動し、冷たい飲み物を十分に摂取する対応が必要だそうです。『暑い時には熱い飲み物・食べ物を!』と思う時は、比較的涼しい風通しの良い場所で、飲んだり食べたりするようにする事が大切だそうです。

※ スタルヒン球場のライト側濃緑色のフェンスには、『希望のつぼみグループ』の白い文字を見ることができます。