介護のコツ(トイレ動作編)

皆さんこんにちは。LIFE REHABILITATION希望のつぼみ末広です。

気候も夏らしくなり、気温も高くなってきました。

しっかりと水分補給をし、脱水症や熱中症に注意して、暑い夏を乗り越えましょう!

さて、本日は日常生活において私たちが毎日行う、トイレのことについてお話ししたいと思います。

トイレ動作は人が生きていくためには欠かせない動作の一つです。

自宅で介護されている方も多く、様々な相談を受けることもあります。

 

では、普段私たちが行っているトイレ動作にはどんなことが必要かを考えてみます。

  1. トイレに行きたいと感じる
  2. トイレに行くために動く。
  3. トイレへ行き、ズボン(下着)を脱ぐ。
  4. 便座に座る。
  5. 排泄後、ふき取る。
  6. ズボン(下着)を履く。
  7. 元の場所まで戻る。

というように、トイレ動作一つで様々な細かな動作が必要となってきます。

トイレに行くためには移動ができる、トイレに座ることができる、座るバランスが保たれる、ふき取る為には手が使えるということです。

しかし、考え方を変えてみるとトイレ動作一つが毎日必ず行う動作であり、このことがリハビリに繋がります。

自宅で介護をされているご家族にとっては、負担となることも多い動作ですが、手すり設置や便座の高さを変えるなどといった環境や福祉用具を整えることで負担を軽減することもできます。

 

 

 

 

 

 

上の写真のように手すりがあると立ち上がりやすくなります。

また、つかまっていることで、立位保持が可能になります。

 

 

 

 

 

 

こちらはベッドのすぐ側に設置できるもので、移動が大変な方に最適です。

移動が少ないので体の負担も少ないです。

介助と一口に言っても、何の動作を介助する必要があるかを考え、理解することが大切です。

出来ることをいつも介助してしまえば、御本人はいつまでもその動作が行えません。

御本人にとってもご家族にとってもご自宅でより良い生活ができる様、私たちは関わっていきたいと思います。

お困りのことがあれば、ぜひご相談ください。

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