洗濯ばさみチャレンジ
こんにちは。希望のつぼみ二十四軒です。
コロナウイルスが日常生活を脅かしている今日ですが、健康的な毎日を過ごされていますか?
最近では、子供たちが学校に行けない状況から、親御さんたちが学業の心配から家で出来る、漢字や算数のドリルがベストセラーになっているそうです。
希望のつぼみ二十四軒では、外出やレクが難しくなっている現在、ご利用者様が少しでも健康的に暮らしていけるように日々様々な取り組みを行っています。
今日はその中から、お昼の体操(体と頭の体操)にて取り組んでいます「洗濯ばさみチャレンジ」をご紹介させて頂こうと思います。
お昼の体操は座ったまま、ご家庭でも出来ることをベースに取り組んでおり、ほぼ全員の方が毎回参加されています。
皆様は「ボタンがかけにくくなった」「ベルトをうまく留められない」「包丁を落としちゃう」「手先が器用に動かなくなった」など、手の不都合を感じることは無いでしょうか?
少し難しく言うと、洗濯ばさみチャレンジは、指の巧緻性、手と目の協調性、視空間認知等々の訓練としての効果が期待されております。
洗濯ばさみチャレンジとは、手の平の上に乗っけた洗濯ばさみを、投げ飛ばさずに手の背側に移動させるチャレンジです。
コツとしては、勢いづけてすぐ落ちてしまわないように、ゆっくり、そして慎重に洗濯ばさみを扱う力加減を調節することです。
「指を動かして脳を活性化させましょうと」と体操の冒頭に作業療法士の先生が、お話しされております。
また、体操の途中にも「手を使うことで脳の血流量が増える」「考えながら手を動かす事が大事」「周りの人とあーだこーだ言い合いながら楽しく」と声をかけながら、スムーズにできるようにお手伝いしております。
左右の手を入れ替えて実施したり、両手で同時にやってみたりと、いつの間にかまるで蟹の身を取るように皆様が集中して取り組まれておりました。
最後は、「誰が早く洗濯ばさみを移動できるか大会」が行われて、優勝した方にはおやつの時におせんべいが1枚多く提供され、優勝を目指して盛り上がりながら楽しまれておりました。
遊び心や楽しみを加えて運動を行うと、気分も良くなり、更に運動をしたくなります。
ご家庭でも体を動かす機会を持ち、楽しんで運動して頂けるなら幸いでございます。