「転倒しない足腰を作るバランス訓練」
皆様こんにちは!QOL向上センター希望のつぼみまこまないです。もうすぐ4月、道路の雪も溶けて外でお散歩や、外出をしたくなる季節ですね。
冬の間に家にこもることが多いと、「足腰の力がなまったな」、「よく家の中でもつまずくようになったな」と感じることはありませんか?
当施設の機能訓練では、ご利用者様が安全に歩き、好きな活動が安全にできるよう色々なバランス訓練を行っていますのでご紹介したいと思います。
①またぎ歩き+輪投げゲーム
棒を等間隔においたフロアで、棒を踏まないように気を付けていただきながら歩いていきます。最後まで歩いたら輪投げゲームをします。
またぎ歩きや、輪を投げる動作では体のバランスをとる力が必要なので、良いトレーニングになります。
写真のご利用者様は、股関節骨折後の股関節の可動域が狭くなり、足を大きく前へ出すことができず小股で歩く方でしたが、大きく足を前へ出して歩くことができるようになってきました。
②椅子の周りジグザグ歩き
椅子を等間隔に置き、空いた隙間をジグザグに歩く練習です。
椅子にぶつからないように注意して、カーブをまわってスピードをコントロールして歩くことが必要です。
写真のご利用者様は、スピードが速くなると前のめりになって転倒しやすい歩き方をしやすい方ですので、ゆっくりご自分で体のバランスをとりながら歩いてもらうことを意識して訓練を行っています。
しっかり足腰やバランスをとる力を鍛えて、ご利用者様が好きな活動をし続けられるようにサポートし関わらせていただいたいと思います!
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