除雪のコツとは?

皆さんこんにちは。希望のつぼみ末広です。

今年の冬は雪が多いように感じませんでしょうか・・・

旭川は雪国です。毎年冬になると雪かきをするのが当たり前。でも毎日行うことはとても重労働ですよね。

皆さんは日頃どんなことに気を付けて雪かきを行っていますか?

ちょっとした工夫で身体への負担も少なく雪かきを効率よく行えるコツを伝えます。

効率よく雪かきを行うことで、冬の運動不足にも役に立ちますよ。

 

1) 準備運動をしっかりと

除雪は見た目以上に重労働です。重い雪を運ぼうとして力むと血圧と脈拍が急上昇します。身体への急激な負担を減らすよう、除雪作業の前には準備体操をするようにしましょう。

除雪作業は下半身(ふくらはぎ)に血液が溜まりがちですから、作業後の体のケアも大事です。急に作業をやめてしまうと下半身に溜まった血液が上半身(心臓や脳)に行き渡らず、貧血の原因となります。下半身の血液を身体全体に循環させるイメージで、整理運動を行ないましょう。

 

2) 服装は万全に

水がしみないように、防水素材の上着を着用しましょう。防寒も大事ですが、雪かきをしていると体が温まり汗もかきます。作業中に体温調整がしやすいように、重ね着がオススメです。汗で濡れても体が冷えないように、なるべく吸水性がよく、乾きやすい素材の下着を着用しましょう。

滑りにくく、雪が入らないような長靴や深い防寒靴をはいて作業しましょう。

 

3) 体全体を使う

雪かきは腕の力だけにたよるのではなく、足や腰も使いましょう。スコップを使う際は、腕の力だけではなく、足と腰の力を使った方が効率的です。雪を持ち上げるときは、背筋を伸ばして膝を曲げ、体全体で持ち上げるようにしましょう。スコップで雪を持ち上げる場合は、雪山に近づいた方がより軽い力で雪を持ち上がることができます。

スノーダンプを使う時は、上半身に力を入れず、腰から進むのがポイントです。

 

4) 体をひねり過ぎない

身体をひねるように雪を捨てるのは、腰などを痛める原因になるので注意しましょう。後に雪を投げ出したい場合は、腰をひねらず、投げ出したい方向に体の向きを変えて、正面に捨てるように心がけましょう。

 

5) ニコニコペースで無理をしない

除雪は見た目以上に重労働です。特に、大雪や除雪車が残した固くて重い雪の処理はとても大変です。短時間で除雪を片付けようとせず、無理な作業はやめましょう。最初から激しい作業は避けて、じょじょに体を慣らしながら作業をすることが肝心です。あせらずに、雪かきは時間に余裕をもって行ないましょう。

 

6) 体調管理はしっかり

体調管理に気を配り、疲れているときや風邪を引いているときなどは、激しい作業はしないようにしましょう。こまめに水分補給をとることも必要です。作業中に体に異変を感じたら、作業を中断して休むことが大事です。何事も焦りは禁物です。

 

7) 使いやすい除雪道具を使う

除雪には、雪質や用途に応じて色々な種類の道具があります。やわらかい新雪から固く締まった雪まで、色々な雪があります。雪質に合わせて、楽に作業のできる除雪道具を選びましょう。積もった雪を切り分ける場合や雪を遠くに運ぶ場合など、除雪作業の目的に応じて適切な道具を使うことで、除雪作業の負担を減らし、効率的に作業することができます

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