音や光が脳に良い?
皆様こんにちは。QOL向上センター希望のつぼみです。
長かった暑さもようやく引き、少しずつ秋の様相となってきましたね。
この頃は天候も変わりやすいので、外出の際は気をつけてお出かけなさってください。
さて、皆様は普段音楽を聴いたりしていますか?
認知症予防のために様々な働きかけがある中で、五感を通した関わりが注目されています。
その中で身近なものが音を聴く、物を見るという刺激です。
人は音や光を認知する際にガンマ波という脳波が発生します。
このガンマ波、アルツハイマー型認知症の方は減少傾向であることがわかっています。
近年の研究では、40Hzというブザー音のような音を断続して聞かせるマウス実験で、認知症に関連する物質の減少や空間記憶が改善されたという報告があるそうです。
最新技術を、というわけではないですが、当館でもテレビや音楽を流し積極的に刺激を感じて頂けるように関わっております。
久しぶりに見聞きする映像、楽曲は昔を懐かしんだり自然に歌ってしまったり、思わず笑顔になりますね。
今後もご利用者様が過ごされる中で機能の改善を図り、楽しみを感じて頂けるようより一層関わらせて頂きたいと思います。
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