歩くことの大切さ みんなで歩こう会
皆様こんにちは。希望のつぼみ真駒内、作業療法士の三上です。
夏も本番となり熱い日が続いてます。 湿度もぐっと上がってまいりますので水分補給をしっかりと行い、外に出る時は帽子を忘れぬようにして、体調を崩さないようにお過ごしください。
さて、真駒内では午後からのおやつの後、休息を挟んでから「歩こう会」という時間を作っています。 約10分間、音楽に合わせて御利用者様の皆さんと施設内を歩く時間です。一人で歩くことが難しい方は職員がサポートしながらおこなっています。
「一緒に頑張ろう」「無理しないで」「早く始めようよ」どこからともなくお互いを労り、励ましあう声が自然に聞こえてきます。一人ではちょっとおっくうだなと思う日も、皆で行うと気が付けばいつも以上に歩けていた、という場面もよく見られます。
歩くことはトイレや外出など日常生活における基本であり重要な動作です。 歩くことで体力がつく以外に転倒予防、骨粗鬆症の予防、血液循環の改善や睡眠の質の向上、最近では認知機能低下の予防になる事がわかっています。
また音楽を聴きながら行うことで運動では交換神経が優位になり、音楽を聴くことで副交感神経も優位になり自律神経のバランスを整えることができます。音楽に合わせて動くと運動に無駄がなくなり、効率的に体を動かすことができます。 歩くことは体に良い影響を与えます。いつまでも健康でいるために、これからも歩こう会を楽しく続けていきたいと思います。