ストレッチ体操で転倒予防
こんにちは。QOL向上センター希望のつぼみ真駒内で機能訓練を担当しております。作業療法士の三上です。
今の感染症が落ち着かない世の中で、自宅で過ごす時間が増えた方も多いと思います。季節もどんどん寒くなっていき、ますます引きこもりがちに・・・そうなると活動量の低下、全身の筋力の弱まりにより、転倒を招くこともあります。こうした機能低下を防ぐための簡単なストレッチ体操についてご紹介します。
ストレッチ体操とは筋肉を伸ばし、関節の動きをよくすることで体の柔軟性を高めることです。筋肉は放っておくとどんどん固くなってしまいます。股関節や膝、足首の関節の動きが悪いと足を動かせる範囲が狭くなり転倒しやすくなります。筋肉が硬いとバランスを崩した瞬間に踏みとどまりにくくなります。
筋肉が良く伸びることで股関節を大きく動かしバランスがとれるようになると、転倒予防に繋がります。
①脇腹のストレッチ
座って両手を頭上で組み左右に体を倒します
②足裏伸ばし
椅子に浅く座り、片足を前に伸ばし胸を張り状態を前に倒します
※左右交互に10~20秒を3セットずつ。呼吸を止めず気持ちのいい場所で止めましょう
柔軟性を高めるメリットは他にもあります。肩こりや腰痛予防、リラックス効果・血流量を高める効果があります。柔軟性が高くなると筋肉に余計な負荷がかかりにくくなり疲れにくくなります。健康的な生活を送るためにストレッチで軽やかな体を手に入れましょう。