抵抗運動
こんにちは。希望のつぼみ野幌です。
今日は基本的なリハビリではありますが、とても効果のある運動を紹介させていただきます。このリハビリは脳血管疾患後遺症による「片麻痺」を患っている方に有効です。
片麻痺を患っている利用者様は、動かしずらい方の肩関節周辺の筋力が低下していたり、感覚が鈍かったりして、どうしても肩を動かすことが苦手です。
そのような時は写真のような、運動を繰り返し行うと、効果良く肩回りを強化することができます。
仰向けになった状態で、両手を組みます。両方の肘を伸ばした状態で、組んだ手をできるだけ頭の上に持って行きます。
その時にただ上げるのではなく、職員が少し抵抗を掛けて運動を繰り返します。
そのひと工夫だけで運動方向が解りやすかったり、力の入れ方がわかりやすかったりします。
希望のつぼみ野幌では、片麻痺を患っている利用者様は100回程、この抵抗運動を繰り返し、肩回りの筋力を強化しています。
ご家庭でも、様々な方法の抵抗運動を行い、繰り返すことで全ての方の肩回りを行うことができます。
皆様も、是非お試しください。